コロナ禍の女性たちの実情についてのヒアリング会

今日は立憲民主党による、コロナ禍の女性たちの実情についてのヒアリング会に参加しました。シングルマザーや、自殺対策支援、労働問題研究会や、♯Ku too等に関する、NPOの代表の方が、それぞれの現状について、また、求める政策について話をされました。 それぞれ、深く聞き入りましたが、特に印象に残っている話の一つは、支援制度ができても、支援を必要としている人に情報が届かない、メンタルも弱っている人は、自分から積極的に情報をとりにいくことをしない、という話。 制度を作るだけじゃほとんど意味がなく、それが利用されるに至るところまで見届けないといけない。 もう一つはジェンダーに関する問題に改善に取り組む人、特に女性に対するオンラインハラスメントの残酷さ。実際に酷いハラスメントを受けた女性が、無数の人たちから叩かれ、身元や職場が晒され、デマを流され、嘘つき扱いされるなどの嫌がらせを受けた実態が紹介されました。 SNSをきっかけとして、政治を動かす力も生まれている中、嫌がらせに耐えられず、発信をやめてしまう人が多いという話は、民主主義との関係でも無視できないことです。特に女性が標的になることが多いという話しでした。  SNSでの誹謗中傷を受け自殺に追い込まれたタレントの方の事件をきっかけとして一時的にオンラインハラスメントを問題視する声が高まりましたが、すぐにまた忘れられている気がする、との言葉が印象的でした。 過去の問題ではなく、これからもっと顕在化してくると思われる問題ばかり。長引くコロナ禍において政治の重要性を痛感する会でした。

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