この問題の背景に安倍首相・菅官房長官の前内閣が進めようとした検察長法改正案があることを考えると、権力を持つ者が暴走すると法の支配の網すらくぐり抜けてしまいかねない恐ろしさがあることを実感します。 私たち国民が政治をどう見るか、次世代の子どもたちが政治とどう向き合うか、に大きい影響を与える義務教育の中身を決められるのも同じ、権力を持つ者。 情報隠しばかりしている政権が、国民に、政治・政治家を監視することが大事であること、政治家は国民に説明責任を果たすことが大事であることを真剣に教育するでしょうか。私たちは今まで十分な教育を受けてきたでしょうか。若者の投票率が低く、政治への関心が低いという状況を本気で改善しようとするでしょうか。 日本の将来を思うとき、掛け声やポーズだけでなく、真剣に考えないといけないテーマだと思います。